【異世界】モロッコの市場ってスゲェところだなァ…とりあえずランチにラクダ食べてみたぞ

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モロッコ人の人懐っこさはイタリア人も裸足で逃げ出すレベルである。アジア人が珍しいこともあってか街を歩けば「ニーハオ」と、冗談ではなく1日1000回は声をかけられる。最初は「アイムジャポン!」と息巻いていたが、すぐに疲れて「ニーハオ」と返すようになった。

ホテルの人に言わせれば「女性の1人歩きは注意が必要」とのこと。しかし他人との交流を断つことは、この国の魅力を半減させることであると思う。ちなみに私は滞在中1度も危ないめに遭わなかった。要は「気を抜くな」ということなんじゃあないだろうか。

さてモロッコの街を歩いていると、突然市場が出現することがある。この日も真鍮(しんちゅう)製品や、タジン鍋を売る店が連なる市場へ迷い込んだ。楽しくなってどんどん奥へ進んでいったところ、次第に血なまぐさい匂いが漂いはじめ……。

・市場はカルチャーショックの連続

映画『カサブランカ』の舞台になった大都会・カサブランカ。作中に登場する「君の瞳に乾杯」は映画史に残る名ゼリフだ。しかしモロッコの飲食店には基本的にお酒が置いていない(宗教上の問題)から、マネする場合は注意な!

カサブランカ中心部にほど近い『ハッブース街』は、かわいい雑貨が買えることで有名なエリアだ。仕入れに来たとおぼしき西洋人の姿も目立つ。そこから南へ歩くと次第に辺りは雑然としはじめ、現地人が夕飯の買い出しに来るような市場が広がってゆく。

中でもひときわ賑わいを見せるのが肉屋ゾーンである。イスラム教徒が食べないというのは豚肉に限った話であり、豚以外はメチャ食べるということを立証するような光景だ。

あらかた肉を取り除いた牛の足や頭部は、まとめて蒸し焼きにする様子である。肉職人たちはシンドバッド風のナイフを器用に使い、わずかに残った肉をそぎ取ってゆく。

内臓や脳みそなど、日本ではあまり食べなさそうな部位もキッチリ加工するようだ。ここまでしっかり食べてもらえれば牛さん鶏さんも本望だろう。さらに各肉屋の前には、おこぼれを待つノラ猫の眼光がギラリ! 落ちたヒヅメなどを嬉しそうに舐めている。

「命をいただく」ということについて考えさせられる場所である。

・ラクダ実食!

モロッコで豚肉に取って変わる存在……かどうかは不明だが、牛・鶏と並んで “ラクダ肉” も当たり前に陳列されていた。

どこの店先にもラクダの頭部が飾られているのは縁起的な意味合いか、あるいは観光客が喜ぶのかもしれない。

「ラクダ食べたい」とお店の人に話しかけたら通じた! コツは「キャメル」ではなく「クァモォ〜ゥル」と、外国人になったつもりでしっかり発音すること!

肉屋ゾーンの隣が飲食店ゾーンになっており、買った肉を調理して食べさせてくれるシステムのようである。肉は量り売り。正確なグラム数は不明だったが、お店の人が片手いっぱいに掴んだ量で32ディルハム(約362円)。それをレストランの人がサッと厨房へ持ち去る。

・お味は……

待つこと10分。ラクダ肉はなぜかミンチにされ、ハンバーグのような姿で登場した。これはもしかすると、そうでもしなきゃ食べられないくらい強烈に臭いのかもしれない。不安だが、肉屋とレストラン両方の兄ちゃんの視線を一身に浴びている状況だ。2人とも気の良いヤツである。日本人の名誉にかけてお残しは許されないぞ……!

モロッコでは硬いパンをちぎってフォーク代わりにする。勝手についてくるパン、トマトと玉ねぎのグリル、水も込みで肉の調理代しめて60ディルハム(約678円)。

覚悟を決め、ラクダハンバーグをエイヤッと口に入れると……

ク!

クセが無ぇ!

味付けに若干異国っぽさがあるものの、クセレベルでいえばラムや馬肉のほうが断然強い。ステーキだともっとクセのある可能性はあるが、だとすればモロッコ人の調理法と味覚は日本人に合うということになる。ウマい。全然ウマいぞ!!

オマケでもらったラクダソーセージもウマい。ラクダ肉は観光客用の “おもしろ料理” ではなく、この国の生活に根付いた食べ物なのだろう。ウマすぎて逆にラクダっぽさがないことが唯一の欠点であった。

こんなにおいしいものをなぜ日本では食べないのだろう……と不思議に思ってみたところで、日本にはラクダが生息していないのだと気づく。広い世界にはまだまだ未知なる食べ物があるのだ。知らぬは一生の損かもしれないよ! 出会えたら軽いノリでトライしてみてほしい。

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モロッコいいよ〜!

A post shared by 亀沢郁奈 (@kamezawa197) on Oct 24, 2019 at 3:34pm PDT

Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

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