【実話】スーパー鬼ガンコ者の父に「運転免許証の返納」を決意させた言葉

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どうもみなさん、こんにちは、こんばんは。ロケットニュース24のP.K.サンジュンです。いやー、ラグビーW杯すごかったですね。日本が南アフリカに敗れてから数日が経ちますが、私の中のラグビー熱はむしろ燃え上がるばかりです。早くラグビー日本代表の試合が観たい!

さて、明るい話題ではありませんが、高齢者による自動車事故が後を絶ちません。最近でも群馬県で85歳の男性が運転する車が、ベンチに座っていた男性3人に突っ込み1人がお亡くなりになりました。運転免許証の返納について、そろそろ本格的な議論が始まってもいい頃ではないでしょうか?

・法的な決まりはない

4月に池袋で起きた自動車事故の件を挙げるまでもなく、2019年は高齢者による自動車事故が大きなトピックになった年でした。そもそも運転免許証の返納については年齢による規定がなく、現段階では自主的に免許証を返納するしかない状況です。

これだけ事故が相次いでいるので、サクッと「〇〇歳になったら返納!」と決めてもいい気がしますが、話はそう単純ではありません。都心ならばともかく、地方で自動車が運転できないということは、イコール「生きていけない」という現実が実際問題としてあるのです。

・スーパー鬼ガンコ者の父

さて、私の父の話をしょうましょう。以前「70歳の父に運転免許証を返納させるにはどうしたいいのか?」という記事を書いたのですが、結論からいうと何とか父の説得に成功しました。ハッキリ言って奇跡です。だって父は、超をいくら付けても足りないくらいのスーパー頑固者ですから。

元々、鬼ガンコな父でしたが、8年前に母が他界してからは以前にも増してガンコ度がアップしています。自分では「俺はまあまあ柔軟だな」と思い込んでいるところが厄介なんですが、これ以上書くと悪口になるのでやめておきましょう。一言でいえば “国宝級のガンコ者” なのです。

そんな父が数年前から「仕事をリタイヤしたら日本中をキャンピングカーでめぐる」と言い出したからさあ大変。亡き母と出かけた思い出の地を巡りたいとのことですから、その気持ちは十分に理解できます。ただ、父はここ数年自動車を運転しておらず、事故を起こす確率は決して低くないでしょう。

・説得し続けたが

私と2人の妹は、会うたびに父を説得しました。

「自分だけは大丈夫だと思ってるんじゃないか?」
「事故を起こした人はみんなそう思ってたハズだ」
「最近は会えば、腰が痛い、どこが痛いしか言わないじゃないか」
「電車で行くなら反対しないし、できる限りの援助もする」
最悪の場合、他人様の命を奪うかもしれないんだよ?」

……しかし、父は「わかったから」「もういい」などと、のらりくらりと我々の追撃をかわし続け、時にはシカトすら決め込んでいました。大人なのにシカトですよ? 1度決めたら核でも動かない男、それが私の父なのです。そういう人なのです。

・免許証の返納を決意させた言葉

とはいえ、我々もこの件ばかりは「好きにしろ」とは言えません。本当に最悪の場合は、誰かの命まで奪いかねないのですから。そしてつい先日のことです。家族で食事をした際、この日も私はダメ元で父を説得し続けました。すると父は、

「わかったよ」

……と免許の返納に応じてくれたのです。まさかまさかまさかまさかまさか & まさか。私も言葉を矢継ぎ早に繰り出していたので、一瞬何が決め手になったのかわかりませんでした。ただ、振り返るとコレでした。この言葉がフィニッシュホールドでした。

「孫と交通刑務所で会うとかイヤでしょ? おじいちゃんが犯罪者だなんてこの2人(孫のこと)だって悲しむよ」

結局、孫です。孫パワーです。鉄壁と思われたスーパー鬼ガンコ者の父の心も、2人の孫たちはアッサリと撃ち抜いてしまいました。孫、強いです。そしておじいちゃん、孫に甘いです。ともあれ、ここ数カ月の悩みだった父の運転免許証問題は、孫の一撃で片が付きました。

もちろん父も我々に説得され続け、思うところもあったのでしょう。もしかしたら今回ばかりはプライドを捻じ曲げて、折れてくれたのかもしれません。とにかく、ありがとう、お父さん。本当にいい決断をしてくれたと思います。ありがとう、お父さん。

というわけで、私と同じような悩みを抱えている人は「孫パワー」を最大限に活用してみてはいかがでしょうか? 孫を持つ人にしかわからないメロメロパワーが、おじいちゃん、おばあちゃんのハートを一瞬で撃ち抜いてくれるかもしれませんよ。

参照元:読売新聞
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

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