政治家のジェンダー差別発言ワーストは? 麻生太郎氏ら8人がノミネート

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このページは:約 < 1 分で読めます安倍晋三首相(左上)、萩生田光一氏(右上)、麻生太郎氏(左下)、稲田朋美氏(右下)

2019年に問題視された政治家の性差別発言の中でも特に見過ごせないワースト発言は?

政治家のジェンダーに関する問題発言の中からワースト1位を決めるインターネット投票が始まっている。大学教授らでつくる「公的発言におけるジェンダー差別を許さない会」が呼びかけているもので、投票は1月9日まで。

2018年のワーストは麻生太郎氏

2017年に始まったキャンペーンで今年で3回目。同会がワースト候補をピックアップし、ネット投票で順位を決める。

初回の2017年は、稲田朋美衆院議員(自民)ら5人の発言がノミネートされ、山東昭子参議院議員による「子供を4人以上産んだ女性を厚生労働省で表彰することを検討してはどうか」という発言がワースト1に選ばれた

翌2018年は、杉田水脈衆院議員がダブルノミネートされるなど12の発言がピックアップされ、財務省元事務次官による女性記者に対するセクハラ問題を巡る麻生太郎氏の一連の発言がワースト1となった。

ノミネート数は減少「望ましい方向に変化」

2019年のワースト候補の発言は8つ。

5月には、自民党がジェンダーや性的マイノリティに関する発言などへの注意喚起を求める「失言マニュアル」を配布したこともあり、前年よりもノミネート数は減った。

同会によると、7月の参院選後はジェンダー差別の観点で問題となるような公的発言の報道はなかったという。同会は「もしかしたら、公職にある人々がジェンダー差別的な公的発言をしないよう、以前よりも注意するようになったのかもしれない」と推測。「望ましい方向への変化」だと評価している。

 

2019年のワースト発言候補と選出理由は以下の通り。

平沢勝栄衆院議員

「LGBTで同性婚で男と男、女と女の結婚。これは批判したら変なことになるからいいんですよ。もちろんいいんですよ。ただ、この人たちばっかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」(1月3日、山梨県内での集会)

非現実的な想定のもと、同性愛者が増えることに強い危機感を持つよう聴衆を煽る発言。

麻生太郎財務相

「(日本人の平均寿命が延びたのは)いいことじゃないですか。素晴らしいことですよ。いかにも年寄りが悪いみたいなことを言っている変なのがいっぱいいるけど間違ってますよ。子どもを産まなかったほうが問題なんだから」(2月3日、福岡県内の国政報告会)

子どもを産み育てにくい社会のありかたやそのような社会を作り上げてきた政治の責任に言及することなく、「子供を産まなかった」個人のみに社会保障費問題の責任を押し付ける発言。

桜田義孝衆院議員

「お子さんやお孫さんにぜひ、子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」(5月29日、千葉県内の会合)

個人の生き方の選択の自由という基本的人権を無視するような発言。

増子輝彦参院議員

「(女性の参院議員候補について)ご覧の通り決して美人ではないが、非常にチャーミング」「見た目は優しい感じでチャーミングでしょう。美人ではないけど」(7月19・22日、福島県内での選挙応援)

選挙を控えた候補者が弁士の発言に抗議できない構図のもと、「美しい女性ではない」ことを述べる揶揄的表現等を使用して候補者の外見的魅力度を鑑定してみせ、聴衆にも同様にするよう呼びかけた発言。

稲田朋美衆院議員

「自分と森(雅子参院議員)さんの共通点は2人とも美人ということ」「森さんがいるだけで華やかだ」(4月中旬、福島県内の集会)

女性政治家の役割を外見的な魅力に押し込める発言。

三ツ矢憲生衆院議員

「この6年間で吉川有美(参院議員)は何をしてきたのか。一番大きな功績は子どもをつくったこと」(7月12日、三重県内での参院選応援演説)

吉川氏を「議員」としてではなく「子どもを産むかどうかによって功績の程度が決まる女性という存在」として扱う発言。

萩生田光一衆院議員

(三ツ矢議員の発言について)「母親になって一つ大きくなった候補を応援してほしいという趣旨だ」「聴衆からは一番拍手があった」(7月14日、東京都内で記者団に)

女性の現職候補を「現職政治家」としてではなく「母親になることで一つ大きくなる女性という存在」として眺めるステレオタイプな女性観を肯定する発言であるとともに、政治家の不適切な公的発言が「ジェンダー差別を肯定してよい」という社会的風潮を作ってしまうことへの危機意識に乏しいことを示す発言でもある。

安倍晋三首相

「お父さんも恋人を誘って、お母さんは昔の恋人を探し出して投票箱に足を運んで」(7月16日、新潟県内での参院選応援演説)

恋人を持つことについて、男性既婚者の場合と女性既婚者の場合で異なる評価を与えることを前提とする冗談、またはリップサービスと思われる発言。恋愛や結婚に関し、性別によるダブルスタンダードを公然と肯定している。

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Source: ハフィントンポスト

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