オーストラリアの森林火災の悲惨さ。最大8000頭のコアラが犠牲に(画像集)

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このページは:約 2 分で読めます12月18日、ニューサウスウェールズ州のシドニーで撮影された写真 / 火傷を負ったコアラ

オーストラリアで深刻な森林火災がつづき、犠牲者23人が出るなど、被害が拡大している。森林に生息する動物たちにも甚大な被害をもたらし、火災で最大8000頭のコアラが犠牲になっているという。

オーストラリアで何が起きているのか?

9月ごろから大規模な火災 消化活動も難航

12月31日、ニューサウスウェールズ州ナウラ周辺では、山火事の影響で空が赤く染まった。

オーストラリアでは2019年9月ごろから、南東部のニューサウスウェールズ州やビクトリア州で大規模な森林火災が相次いでいる。

異常な高温と乾燥によって火災が発生しやすい状況が続いており、消化活動も難航しているという。

1月4日時点で犠牲者の数は23人にのぼり、1500棟以上の家屋が被災した。焼失した面積は500万ヘクタールに及んでいるという。

12月31日、ナウラで消化活動にあたる消防隊

煙と灰は、シドニーの都市部にまで広がった

12月19日、シドニーの都市部は濃い煙霧に覆われた。12月21日、シドニー南西部で撮影された写真。煙が空を埋め尽くした。

被害は動物たちにも

森林火災の影響は、人の生活だけではなく、動物たちにも甚大な被害をもたらしている。

シドニー大学の生態学者は、これまでに約4億8000万の哺乳類、鳥類、爬虫類が死んだと推定している。

現場になっている森林はコアラの生息地として知られており、ニューサウスウェールズ州では1万5000〜2万8000頭のコアラが生息しているとされる。

地元メディアの「News.com」は、「最大8000頭のコアラが4カ月以内に死んだと考えられる」と報じた。

オーストラリア連邦政府のスーザン・レイ環境相は、「地域に生息するコアラのうち30%以上が死んだ可能性がある」と述べた。 

ニューサウスウェールズ州でコアラの救急に対応しているポートマッコリー・コアラ病院には、救出されたコアラが連日運び込まれる。手当を受けるコアラ火災で火傷したコアラ森林に生息するワラビーなどの動物たちも被害を受けている。12月31日、ナウラで火災から逃げる馬。

著名人も危機感訴え 「間違いなく気候変動によるもの」

収束の兆しが見えない大規模火災に、著名人らも危機感を訴えている。

1月5日(日本時間6日)にアメリカで開催された「第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式」では、オーストラリア出身の俳優ラッセル・クロウさんのメッセージが読み上げられた。

クロウさんはリミテッドシリーズ/テレビムービー部門で主演男優賞を受賞したが、「火災から家族を守る」理由で授賞式を欠席したという。

クロウさんは、森林火災は「間違いなく気候変動によるものだ」と主張。

「科学に基づいて行動し、世界の労働力を再生可能のエネルギーに移行し、地球を尊重する必要がある。そうすれば、私たち全員に未来があります」訴えた

ラッセル・クロウさん

Source: ハフィントンポスト

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